業務案内
愛知県知多市の堺建興は2003年に創業した型枠工事業者です。マンション・工場・橋梁・新幹線の高架橋といった大規模な現場で、構造物を形づくるための囲いを一から構築していきます。
その工程では精密な作業が要求され、けっして簡単な仕事ではありません。しかし、熟練のスタッフたちが力を合わせれば必ずやり遂げられます。
この業界では独立や起業といった夢も不可能ではありません。少しでも興味があれば、弊社の採用にぜひご応募ください。
型枠工事
鉄筋コンクリート造の建物や構造物を建設する際、生のコンクリートを現場で固める手法があります。「型枠」とは、コンクリートを流し込んで図面どおりの形に固めるための枠のことです。
鉄筋で組まれた骨組みをベニヤ板や金物で覆い、その中に生コンクリートを流し込んで固め、柱や壁といった構造部を成型していきます。一連の作業に携わる人のことは「型枠大工」と呼ばれ、建設現場に欠かせない存在として重宝されています。
実際の型枠工事における大まかな流れは下記のとおりです。
型枠工事の大まかな流れ:
【1】型枠の拾い出し
施工図面から柱・壁・梁・スラブなどの形状、寸法、数量を計算し、加工するための図面を作成します。
型枠大工に向けて寸法を細かく図面に落とし込み、型枠のサイズや位置を丁寧に割り出します。
【2】部材の加工
拾い出しで作成した加工図をもとに、ベニヤ板や桟木をハンマー・釘打機・電動丸ノコなどで加工し、型枠に必要な部材をそろえます。
【3】墨出し
施工図をもとに、型枠でつくる柱の位置・大きさ、壁の位置や厚さなどを現場のコンクリート床面に墨で打ちます。この作業をいかに正確に実施できるかが、その後の型枠の品質に直結します。墨出しが終わったら印に合わせて型枠を建て込んでいきます。
【4】型枠の建て込み
加工した型枠を、墨出しで付けた印に沿って組み上げていきます。液状のコンクリートを流し込むためのものなので、強度と精度への要求が非常にシビアです。スタッフ同士で力を合わせ、熟練のノウハウを駆使して型枠をつくります。最後に鋼管で締め付ければ完了です。
【5】コンクリート打設
いよいよ型枠内に生のコンクリートを流し込んでいきます。この作業を「打設」と呼びます。打設中は型枠からコンクリートが漏れ出ていないか、歪みが生じていないかなど随時チェックします。
【6】型枠の解体
型枠内でコンクリートが固まったことを確認したら、型枠の解体作業に移ります。その際にコンクリート部分へ傷をつけることがないよう、一つひとつ丁寧に取り除いていきます。解体が終われば一連の型枠工事が完了します。